「こういうときはこう対処する」の思考では解決しません

こんにちは、夫の浮気解決カウンセラーの金田秀子です。

 

ひとつ前の記事で、「浮気解決にすぐに解決できる特効薬はない」というお話をしました。

 

これは、大きな方針にも言えることですが、実は小さな行動にも言えることです。

 

例えばこんなとき。

 

あなたがうっかり、旦那さんが楽しみにとっておいたケーキを食べてしまったとします。旦那さんはとても怒っていて、あなたは謝罪しますが、許してもらえません。

 

そのとき「どうやったら許してもらえますか?」と私に相談されても、実は許してもらえる特効薬のような方法はお伝えできません。なぜかというと、許してもらうには、日常的なコミュニケーションが積み重なってできる信頼関係が必要だからです。

 

では我々は何をお伝えしてるかと言うと、あなたの謝罪の気持ちが十分に伝わるコミュニケーションのやり方です。

 

謝罪の気持ちが十分に伝われば、そこで許してもらえる可能性はあります。けれども、積もり積もった不信感が大きければ大きいほど、その可能性は少なくなります。

 

この例は、分かりやすくするためにあなたがミスしてしまったときのことをお伝えしましたが、どちらが悪いという訳ではなくあなたとご主人とのコミュニケーションにすれ違いが起こっているときも同じことが言えます。

 

今までずっとすれ違いが起こり続け、片方もしくは双方に不信感、不満が溜まってしまっているときに、1回や2回のコミュニケーションの改善で状況が突然良くなることはありません。

 

繰り返し繰り返し、より良いコミュニケーションを取り続け、双方が

 

「ちゃんと伝えたいことを伝えられた」
「相手の気持ちちゃんと理解して受け止められた」

 

と感じられる回数が多くなってはじめて、信頼関係を取り戻し、関係が良くなります。

 

逆に、そこまで行けば、先程のケーキの例のようなうっかりミスがあったとしても、日頃の信頼関係が築けている分、一時的に怒られてしまうかもしれませんが、そこからのリカバリーはやりやすくなります。

 

何か大きなミスをしてしまったときに、その場で効果を発揮する特効薬のような対処方法はありません。そういった、存在しない薬に期待せず、日頃のコミュニケーションを改善して、旦那さんとの信頼関係をしっかりと築き上げることが、遠回りのようで一番早い解決法です。

 

旦那さまの愛をひとりじめを応援していますよ。

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