こんにちは、夫の浮気解決カウンセラーの金田秀子です。
自分のコミュニケーションを見直すとき、人のやり方を参考にするのもいいですね。
私の周りには、とても参考になるコミュニケーションを取る人がいます。
6歳の孫です。
彼は物腰が柔らかく、周りのお友達にも、お嫁ちゃんのママ友さんにもとても好かれています。
先日、お嫁ちゃんがサンドイッチ用のパンを買ってきました。
我が家では、子供に食べやすい薄さなので、サンドイッチ用のパンをトーストにして食べたりするんです。
孫は、買ってきたパンを見て。
「ふわふわおいしいサンドイッチパン♪」
なんて言って喜んでいました。
ところが、お嫁ちゃんがそのパンを焼くとき、うっかり焼きすぎてしまいました。
「うわー、焼きすぎてだいぶガリガリになっちゃったなぁ」
なんて言っていると、孫はまたニコニコしながら、
「カリカリもおいしいサンドイッチパン♪」
と言っていました。実はこれ、とても高度なコミュニケーションなんです。
相手が何かに失敗したとき、それを責めるのは一番良くないコミュニケーションですよね。それはみなさん分かっています。
ですから、多くの人がフォローをします。
「大丈夫だよ、これでもちゃんと食べられるよ」
「そういうこともあるよ」
という風に声をかけますね。でも、実はこれは、優しい言葉ではありますが、失敗を失敗と認めています。失敗した人もある程度心のダメージを受けてしまうんです。
けれども、この「カリカリもおいしいサンドイッチパン♪」は、責めるわけでもなくフォローするわけでもなく、起こった事態をポジティブに受け止めています。
ですから、失敗した人からしてみたら「まあいっか」と思えて、一番心のダメージが少ない受け答えなんです。
もちろん、「まあいっか」で済ませてはいけない失敗などは、きちんとフォローしながら対策を立てていく必要がありますよ。
でも、ちょっと何かを失敗したとか、うっかり忘れてしまったとか、よく考えたらそこまで重要ではないことに対しては、相手のダメージが一番軽い受け答えというのが、コミュニケーションを取る上では重要です。
6歳の子供ができるコミュニケーションですから、大人だって必ずできます。旦那さんが何かに失敗してしまったとき、少し意識してみるといいですね。
☆旦那さまの愛をひとりじめ☆を応援していますよ。