こんにちは、夫の浮気解決カウンセラーの金田秀子です。
「離婚するか修復するか、どちらにすればいいか分からないんです」
というご相談もよく受けます。
これは、なかなか難しい問題ですよね。迷うと言うことは、どちらにもメリットとデメリットを感じているということです。
離婚か修復か迷ったらどうすればいいか、今回はその解説をしていきます。
一番やってはいけないこと
離婚か修復かだけでなく、自分の人生を大きく左右する状況でどちらに進めばいいか分からない状況になったとき、迷いすぎて思考が停止してしまいます。人に決めてもらったり、人の意見で決めてしまいたいと思い、説得力がありそうな意見につられてしまいます。
でも、それは一番やってはいけないことです。
その人の意見は一見正しいように感じますが、なんの責任もありません。その意見を聞いた結果、もしあなたが不幸になったとしても、その人の人生は変わりません。
そんな無責任な意見に自分の人生を預けてしまっていいのでしょうか?
自分の人生を大きく左右することだからこそ、人ではなく自分のなりたい状況、行きたい方向をしっかりと決める必要があります。
ほとんどの人が陥る勘違い
「離婚と修復、どうしたらいいのか」と迷うとき、ほとんどの人が「どっちかを選ぶと幸せになって、どっちかを選ぶと不幸になる」と思っています。
けれども実は「どちらかが幸せ」ということはありません。
「どっちも幸せ」か「どっちも不幸」しかありません。
元も子もない意見に聞こえてしまうかもしれませんが、要は「どちらにするか」より「どれだけの決意で選ぶか」のほうが大事だということです。
順風満帆の道なんてありません。どんな道を選んでも必ず辛い時があります。
「どっちがいいかな?こっちがいいような気もするけど、でもあっちも良さそうだし、自分だけじゃ決められない」なんて迷いながら決めた選択は、その辛い時期に心が折れてしまいます。そしてどんどん不幸になっていきます。
「自分はこの道で行く!」と心に決めた選択は、辛い時期も乗り越えられる強さを伴います。
「自分はこうする」と決めた人がどんどん幸せになっていくのは、選択肢を選ぶのが上手だからではなく、折れない強さを持っているからです。
決める時の基準
とは言え、迷っている人に対して「自分で決めなさい」だけでは少し厳しすぎますので、決める時の基準もご紹介します。
決める時の基準は、旦那さんに対する好きな気持ちと嫌な気持ちが、どちらのほうが深いところにあるかです。
例えば、旦那さんのことを人としてとても好きで魅力を感じているけれど、日常の細かい行動が嫌という場合は、好きな気持ちが深いことになります。この場合、修復を選ぶことをおすすめします。
逆に、旦那さんを人として信用できなかったり合わないと思っているのに、情があったり生活の心配などで一緒にいる必要があるという場合は、嫌な気持ちのほうが深いところにあります。この場合は、離婚のほうが良いかもしれません。
心の深いところにあるものを大事にしたほうが、「この選択でよかった」と思えることが多いです。心の深くにある気持ちはなかなか変わらないからです。
絶対的な基準にはなりませんが、それを参考にして進む道を決めていってくださいね。
道を決めるのはカウンセラーでもできません。
「カウンセラーなのに明確な道筋を示せないなんて!」
と思いますか?
もし思われた方は、ちょっとカウンセラーのことを誤解しています。
我々カウンセラーは、あなたの道を決定するための相談を受ける訳ではありません。我々ができるのは、あなたが「こうなりたい!」と決めた道を最短距離で進むお手伝いです。
ですので、明確に「こうなりたい!」というイメージがある人はスムーズに行きますし、それがない人はそれを作るところからはじめなければいけないので少し時間がかかります。
離婚からは引き下がれない
一度決めた道は徹頭徹尾、突き進まなければいけない、なんてことはありません。
一度決めた道をぐんぐん進んでいった結果、「やっぱり違うかも」と思ったときに、進路を変えることは全く問題ありません。
けれども、一度通ったら引き下がれないものもあります。
それが「離婚」です。
修復を目指してからやっぱり違うなと思って離婚を目指すことはできますが、離婚をしてからやっぱり修復が良かった、ということはなかなか難しいです。
ですので、どうしてもどうしても迷って決められない、という方は、まずは修復を目指してみるのがおすすめです。ただ、その際、きちんと覚悟を持って進むということを忘れないようにしてくださいね。
人生をより良くする力
自分の気持ちに素直になって、覚悟を持って決める。
これは、修復か離婚かだけではなく、人生をより良くする思考の習慣です。
しっかりとこれができるようになって、夫婦関係だけではなく、色々な場面をどんどんより良くしていってくださいね。
☆旦那さまの愛をひとりじめ☆を応援していますよ。